E-1選手権における最大のトピックといえば、招集メンバーの顔ぶれです。欧州主要リーグで活躍する主軸が選外となり、Jリーグで躍動する国内組主体の編成となる点には明確な理由が存在します。
本大会はFIFA(国際サッカー連盟)が定めるインターナショナルマッチウィンドー(代表活動の拘束力がある国際Aマッチ期間)の対象外に設定されています。そのため、欧州クラブに所属する海外組の選手に対して強制的な招集権を行使できず、シーズン佳境や開幕前後のクラブ側に選手を拘束する権利があるためです。
しかし、この海外組不在の状況こそがJリーグ勢にとって最大のチャンスとなります。過去の大会でも、ここで圧巻のパフォーマンスを披露した国内組が代表の定位置を奪取し、その後のワールドカップ本大会メンバーへと駆け上がった例は枚挙にいとまがありません。次代の日本サッカーを担う新たなタレントが台頭する瞬間を目撃できる点が、本大会の醍醐味です。