学歴詐称の発覚は、彼が過去にアピールしていた「通訳としての輝かしいキャリア」の再検証へと波及しました。なかでも大きな波紋を呼んだのが、ボストン・レッドソックスにおける通訳経歴です。
水原氏はこれまで、「2010年にボストン・レッドソックスで岡島秀樹投手の通訳を務めた」とプロフィールに記載していました。しかし、米メディアの追及に対し、レッドソックス球団は「水原氏を通訳として雇用した記録はない」との異例の声明を発表。岡島氏本人も当時の担当通訳は別人物であったと証言し、この職歴も虚飾であったことが判明しました。
実際には、2012年に岡島氏がニューヨーク・ヤンキースのスプリングトレーニングに参加した際、短期間サポート役として関わった程度に過ぎず、「MLB球団に正式採用された通訳」という実績自体が大きく誇張されていたのです。