まず、足元の市場データを確認しましょう。中古車オークション大手の業界統計によると、2026年時点における10年落ち中古車の平均落札価格は、新車価格の約18〜25%まで下落しています。例えば新車価格250万円の国産コンパクトカーであれば、10年落ち・走行距離8万km程度の個体が50〜65万円で取引されるのが標準的な相場です。新車価格400万円超のミドルクラスSUVでは、80〜120万円が落札の目安となります。
ただし、この価格はあくまでオークション落札価格です。実際に小売店で購入する際は、ここに「検査・整備・保証・販売利益」が加わり、中古車 10年落ち 価格相場として最終的に提示される価格は落札額の1.5〜2倍になることを理解しておく必要があります。60万円で落札された車両が、店頭では90〜120万円で販売されるのは決して暴利ではなく、安全に乗るための必須コストなのです。
また、2026年以降の円安進行と半導体不足の解消遅れにより、新車納期が長期化したことで中古車需要が高止まりしました。特に10年落ちクラスの「低価格帯」は需要が供給を上回り、2026年から2026年にかけて相場が下がりにくい構造が続いています。これは「安い中古車ほど、本来の価値以上に割高になっている」という逆説的な状況を生んでいます。