白目の出血は放置Ok?突然真っ赤になる原因と危険な兆候の真実

白目の出血は放置Ok?突然真っ赤になる原因と危険な兆候の真実

白目の出血は放置Ok?突然真っ赤になる原因と危険な兆候の真実の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。

白目が真っ赤に染まる「結膜下出血」は、白目を覆っている半透明の膜である「球結膜」の下を通る細い血管が破れ、出血した血液が膜の下に溜まることで発生します。皮膚でいう「青あざ(内出血)」が眼球表面で起きている状態といえます。

患者の多くが「これほど真っ赤なのに、なぜ全く痛くないのか」と疑問を抱きます。その理由は、眼球の解剖学的構造にあります。強い痛みを感じる知覚神経(三叉神経の枝)は角膜(黒目)や強膜(白目の深層)に密集していますが、表層の結膜下スペースに出血が広がっただけでは、神経を直接刺激したり傷つけたりすることがないためです。

ただし、出血量が多いと結膜が水ぶくれのように膨らみ、瞬きをした際に「ゴロゴロする」「異物感がある」と感じるケースは珍しくありません。痛みがないからといって完全に油断するのではなく、出血の広がりや他の症状の有無を冷静に見極める必要があります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。