江ノ島観光の検索で頻出する「朝獲れ生しらす丼」ですが、ここには旅行者が陥りがちな重大な盲点が存在します。
まず前提として、相模湾のシラス漁は例年1月1日〜3月中旬頃まで禁漁期に指定されており、この期間中は島内全域で生しらすの提供がありません。さらに、出漁が解禁されている春〜秋のシーズンであっても、地元の漁船が早朝に出漁し、港に水揚げされてセリを通過するのは午前9時〜10時頃です。つまり、「朝7時や8時の開店と同時にその日の朝獲れ生しらすを食べる」ことは物理的に不可能なのです。
早朝のモーニング時間帯に生しらすをアピールしている情報は、前日獲れの急速冷凍技術によるものか、釜揚げしらすとの混同であるケースがほとんどです。本物の当日朝獲れ生しらすを味わいたい場合は、朝食を軽めにして午前11時以降のランチ時間帯に専門店へ足を運ぶのが正しい選択となります。
また、ドライブ派にとっての最大の障壁となるのが駐車場問題です。江ノ島大橋を渡った先にある島内駐車場(江の島なぎさ駐車場など)や片瀬海岸地下駐車場は、好天の週末には午前9時を過ぎると入場待ちの大渋滞が発生します。車でアクセスする場合は、遅くとも午前7時45分までに現地駐車場へ入庫を完了させる計画を立てることが、渋滞に巻き込まれない絶対条件です。