美容医療系の掲示板やSNS、当編集部による施術経験者への直接取材から見えてきたのは、「事前説明と実際の体感のギャップ」です。
施術時の痛みと麻酔の重要性
「痛みが少ない」と宣伝されることの多いピコレーザーですが、フラクショナル照射に関しては「麻酔クリームなしでは耐え難い」というのが現場の共通認識です。照射時は細い輪ゴムを至近距離から連続で強く弾かれるような衝撃と、ジリジリとした熱感が同時に走ります。特に骨に近い額や鼻筋、皮膚の薄いフェイスラインは痛みが響きやすいため、クリニックで提供される表面麻酔(20〜30分塗布)は必須オプションと考えるべきです。
ダウンタイムのリアルな時間経過
「赤みはいつまで続くのか」という懸念に対し、実際の経過プロファイルは以下の段階をたどります。
- 照射直後〜3時間後:強い火照りと日焼け後のようなヒリヒリ感。顔全体が赤く腫れぼったくなりますが、保冷剤等でのクーリングにより急速に鎮静します。
- 翌日(24時間後):赤みはピークを越え、ピンク色程度に落ち着きます。多くの機種でメイクによるカバーが可能です。ピコウェイの高出力照射の場合は、微細な赤い点状出血(紫斑)が点在することがあります。
- 3日〜5日後:肌表面が一時的にザラザラとした感触(微小な凝固組織の排出)になり、軽度の乾燥を感じます。この時期に無理にスクラブ等で擦らず、徹底した保湿を行うことが肝要です。
- 1週間後:古い角質が自然に脱落し、内側から押し出されるようなツヤと滑らかさが現れます。