社会現象を巻き起こしたROAD OF MAJORですが、2007年7月に突如として解散を発表しました。デビューシングル『大切なもの』の歴史的大ヒットからわずか約5年での幕引きに、当時の音楽界には大きな衝撃が走りました。
公に発表された解散理由は「音楽性の違いとメンバー個々の将来への模索」でした。バラエティ番組発の急造バンドとしてスタートし、過密なスケジュールと巨大な商業的期待に晒され続けた彼らは、各々の音楽的ルーツや表現したいベクトルにおいて徐々に乖離が生じていったと当時のインタビューで語られています。
その後、メンバーはそれぞれの道を歩んでいます。ボーカルの北川賢一はソロ活動や楽曲提供を精力的に展開し、ベースの松本賢一はプロデュース業や他バンドでの活動に従事。ギターの近藤信政、ドラムの上原彰兼もそれぞれの現場で音楽と向き合ってきました。解散後もアニバーサリーイヤーでの特別セッションや個々の発信を通じてメンバー間の絆は保たれており、彼らが残した名曲の数々は色褪せることなく音楽史に刻まれています。