SNSやネット掲示板、相談窓口に寄せられる利用者の声を検証すると、良かれと思って行った対策が逆効果を生んでいるケースが多々見受けられます。
特に多い失敗が、「強力な工業用両面テープや事務用テープを代用して肌トラブルを起こす」事例です。一般的な粘着テープは皮脂や汗を逃がす通気構造になっておらず、剥がす際に角質層を傷つけ、赤みやかぶれを引き起こします。ウィッグ専門店が扱う低刺激の医療用テープや、化粧品登録されたリフトアップテープを使用することが必須条件です。
また、コスプレ撮影やイベント現場では、「横髪を固めるためにハードスプレーを根元に吹きかけすぎた結果、束感が出すぎてベースネットが透けて見えてしまう」というトラブルも頻発しています。毛束を固めて浮きを抑える際は、表面ではなく内側の毛根付近に少量のワックスやスプレーをなじませ、外側の毛を自然に被せる二層構造を作ることが推奨されます。