2012年の事故発生直後、ディズニーシー レイジングスピリッツ 運休 理由となったのは、徹底した原因究明と設備改修の実施でした。アトラクションは約3週間にわたる全面運休(2012年5月28日〜6月14日)に入り、運営体制と機械設備の両面で抜本的な見直しが行われました。
現在運用されているレイジングスピリッツ 安全対策 現在の仕様は、極めて強固な多重防護システムが構築されています。
まず機械設備面では、事故の元凶となったバイパスワイヤによる物理的な安全装置解除機構を完全に撤廃しました。座席ごとに配置されたデュアルセンサーが安全バーの下降角度およびロック爪の噛み合いをミリ単位で検知し、全12席すべての施錠信号がコントロールコンピュータに届かない限り、プラットホームの発進ボタンを押しても電気的に駆動系が作動しない回路構成へと改修されました。
さらにオペレーション面においても、キャストによる「手押し確認(プルチェック)」の動作基準が標準化されています。安全バーを上から押し下げた後、下から強く引き上げてロックを確認する「2モーションチェック」が全ゲストに対して徹底され、複数のキャストによる相互確認(クロスチェック)が完了するまで発進操作を行うことはシステム上も運用上も不可能な体制が維持されています。
現在のレイジングスピリッツにおいて、時折発生する一時的な運転見合わせや緊急停止は、設備故障ではなく、異物感知センサーの反応やゲストの手荷物落下、あるいは安全バーの再確認を目的とした「安全優先のシステム正常作動」によるものです。