コンサートの現場を訪れた観客がまず圧倒されるのは、綿密に計算されたユーミン ライブ セトリのドラマ性です。「春よ、来い」「真夏の夜の夢」「守ってあげたい」「DESTINY」「リフレインが叫んでる」といった誰もが知るキラーチューンを散りばめつつ、深遠なアルバム曲や最新楽曲をシームレスに繋ぎ合わせる構成力は唯一無二といえます。
音楽特番のインタビューにおいて、演出を手掛ける松任谷正隆氏は「ユーミンのショーは単なる音楽の披露ではなく、2時間で体験する総合芸術の旅である」と語っています。過去の「シャングリラ」シリーズで見せた巨大サーカスやシンクロナイズドスイミングとの融合、本物の象や巨大ドラゴンの搭乗など、松任谷由実 ライブ 演出 真相には、常に観客の想像力を遥かに超える巨大なスケール感が貫かれています。
最新のツアーでも、360度センターステージ機構や最新鋭のプロジェクションマッピング、照明と連動する可動式トラスが導入され、客席のどの位置からでも立体的な音響と映像美に包まれる空間設計がなされています。単なる懐古趣味に陥ることなく、現在進行形の革新性を提示し続ける点こそが、ユーミンが世代を超えて熱狂を生み続ける最大の根拠です。