フライバーグテストで坐骨神経痛の真因特定!梨状筋症候群の検査法と対策

フライバーグテストで坐骨神経痛の真因特定!梨状筋症候群の検査法と対策

フライバーグテストで坐骨神経痛の真因特定!梨状筋症候群の検査法と対策に関する最新の話題を詳しく解説いたします。

お尻の深部にある仙骨から大腿骨大転子へと走る「梨状筋」は、股関節の外旋(脚を外側に開く動き)を担う重要な筋肉です。この梨状筋のすぐ下やすき間を坐骨神経が通過しているため、筋肉の過緊張や肥厚、拘縮が起きると神経が締め付けられ、激しい殿部痛や下肢への放散痛が引き起こされます。

フライバーグテスト(Freiberg's test)は、この解剖学的構造を逆手に取った理学所見の確認手技です。患者を仰向け(背臥位)に寝かせ、膝を伸ばした状態(伸展位)のまま、検者が股関節を強制的に内側へひねる股関節内旋の動きを加えます。外旋筋である梨状筋が強制的に引き伸ばされることで坐骨神経への圧迫が一気に強まり、普段感じているしびれや痛みが再現されれば「陽性反応」と判定されます。

日本整形外科学会のガイドラインや各種臨床データによれば、坐骨神経痛を訴える患者の約6〜8割は腰椎由来と診断される一方で、画像検査で腰に異常が見当たらないケースの有力な候補として梨状筋症候群が浮上します。フライバーグテストは特別な器具を使わずベッドサイドで迅速に実施できるため、見落とされがちな深部筋肉の異常をあぶり出す第一選択として重宝されています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。