Q1:北海道のマイマイガ大量発生は一度始まると何年くらい続きますか?
A1:過去の道内観測データでは、一度大発生が始まるとピーク状態はおおむね2〜3年継続します。3年目頃になると幼虫の間で「核多角体病ウイルス」などの感染症が爆発的に蔓延し、自然の摂理によって劇的に個体数が激減、その後7〜8年ほどは低密度の落ち着いた期間へと戻ります。
Q2:外壁についた卵塊を放置すると翌春どうなりますか?
A2:ひとつの卵塊から4月下旬〜5月に300〜1000匹の幼虫が一斉にふ化します。糸を引いて外壁から玄関、ベランダ、庭木へと這い出し、毒毛を持つ1令幼虫が風に乗って窓から室内へ侵入する恐れがあります。見つけ次第、冬の間に削り落として処分することを強く推奨します。
Q3:幼虫や鱗毛に触れて皮膚がかゆくなった場合の応急処置は?
A3:こすったり掻いたりすると毛が皮膚の奥へ入り込みます。まずは粘着テープを優しく患部に当てて付着した毛を取り除き、その後、強い水流の流水と石鹸で洗い流してください。かゆみや発疹が引かない場合は自己判断で放置せず、速やかに皮膚科を受診して抗ヒスタミン軟膏やステロイド外用薬を処方してもらいましょう。
Q4:高圧洗浄機で壁の成虫や卵塊を吹き飛ばしても大丈夫ですか?
A4:成虫の死骸や汚れを洗い流すには有効ですが、卵塊に対して高圧水を当てると卵が粉砕されて周囲に飛散し、鱗粉が広範囲に舞い上がるリスクがあります。卵塊は水で飛ばすのではなく、ペットボトル等のヘラで丸ごと回収・密閉廃棄するか、専用の固着剤で固めるのが基本です。