個性心理学の全体像を把握する上で欠かせないのが、12種類の動物を大別する「3分類(ヒューマンカラー)」の概念です。人間のモチベーションの源泉や時間の使い方、言葉の受け止め方は、大きく以下の3つのグループに分かれます。
- MOON(月グループ/ヒューマンカラー:イエロー・グリーン):【和と調和の精神】
該当キャラ:こじか、黒ひょう、ひつじ、たぬき。
「相手にどう思われるか」「みんなで仲良くできるか」を最優先する配慮の人。人柄重視で争いを嫌い、相手の気持ちを汲み取ることに長けています。 - EARTH(地球グループ/ヒューマンカラー:ブルー・オレンジ):【実利と現実主義】
該当キャラ:猿、チーター、子守熊(コアラ)、狼。
「費用対効果」「形に残る成果」「自分のペース」を重んじるリアリスト。無駄を徹底して嫌い、数字や目に見える実績で納得する傾向があります。 - SUN(太陽グループ/ヒューマンカラー:レッド・シルバー):【直感とステータス】
該当キャラ:虎、ペガサス、ゾウ、ライオン。
「可能性」「スケール感」「権威・ステータス」に心を動かされる直感型。ひらめきで物事を動かし、細かなルールに縛られることを嫌います。
ビジネスの商談や夫婦の会話で起きる致命的なすれ違いの多くは、この3分類の違いから生じます。例えば、EARTHタイプの上司に対してMOONタイプの部下が「一生懸命気持ちを込めて頑張りました」と報告しても、「それで具体的なコストと進捗率はどうなっているのか」と一蹴されてしまいます。逆に、SUNタイプの人間に細かい手順書を押し付けても息切れを起こすだけです。
個性心理学の12キャラ相性では、この3分類の力関係(MOONはEARTHに影響を与え、EARTHはSUNに強く、SUNはMOONを圧倒する循環関係)を「アコーディオンの法則」などの理論を用いて整理しています。相性が悪いとされる関係性であっても、「相手の言語体系が異なるだけ」と論理的に納得できるため、理不尽なストレスを劇的に減らす処方箋として機能します。