2000年代初頭、TBS系で放送されていた『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』における活躍は、今なおスポーツマンNo.1決定戦 無双伝説として語り草になっています。国内外の一流アスリートが集結したこの番組で、室伏氏は他を寄せ付けない圧倒的なパワーと瞬発力を見せつけました。
特に象徴的だったのが、1対1の綱引き競技「THE TUG-OF-WAR(ザ・タッグオブウォー)」です。国内外のプロ野球選手、アメフト選手、格闘家を相手に、室伏氏は体勢を崩すことすらなく、まるで重機のように棒立ちのままロープを引き込み、瞬殺で勝利を収めました。対戦相手が必死の形相で踏ん張るなか、室伏氏は表情一つ変えずに引きずり倒すという異次元の光景は、視聴者に強い衝撃を与えました。
こうした超人的なパフォーマンスを裏付けるのが、公表されている客観的フィジカルデータです。下表は、室伏氏の残した主なフィジカル数値と一般成人男性、およびトップアスリートの平均値を比較したものです。
ネット上で話題になる「室伏広治 握力計測不能の真相」についても、テレビ番組の計測コーナーで100kg上限のデジタル握力計を軽々と握りつぶし、液晶にエラー表示を出させたという事実に由来しています。単なる怪力自慢ではなく、骨盤と体幹から発生した莫大な運動エネルギーを末端の指先にまでロスなく伝達できる身体構造の証明でした。