現地取材班が毎年確認する光景として、ネット上の「おすすめ穴場まとめ」を鵜呑みにして現場を訪れ、視界を遮られたり立ち入り禁止区域に阻まれたりする来場者の姿があります。確度の高い鴻巣花火大会穴場スポット詳細まとめとして、実地調査に基づき視界が開けているスポットを厳選しました。
代表的なポイントの一つが、比企郡吉見町側に位置する吉見総合運動公園周辺の堤防です。打上場所から荒川を挟んだ対岸に位置し、遮る構造物が極めて少ないため、四尺玉の雄大な弧を綺麗にフレームへ収めることができます。また、鴻巣駅側よりも人流密度がやや緩和される傾向にあります。ただし、夜間は足元が暗闇に包まれるため、高性能な懐中電灯や防寒用の上着を持参することが現場を知るプロの知恵です。
次に挙げられるのが、御成橋(おなりばし)下流側の土手エリアです。会場から一定の距離を取る形になりますが、花火の全景を水平に見渡すことができ、音響の遅延はあるものの迫力ある情景を堪能できます。さらに、商業施設として名前が挙がる「エルミこうのす」の周辺は、買い出しには極めて便利なものの、建物の影に入るスポットが多く鑑賞場所としては過度な期待は禁物です。落ち着いて腰を据えたい場合は、少し距離を伸ばして荒川パノラマ公園周辺など、開放感のある河川敷沿いを選ぶのが賢明です。
お祭り気分を盛り上げる鴻巣花火大会屋台出店情報も見逃せません。例年、糠田メイン会場内および鴻巣駅から会場へと続く旧中山道・県道沿いを中心に、数百店舗規模の露店が軒を連ねます。鴻巣名物の「こうのす川幅うどん」をアレンジしたB級グルメや定番の焼きそば、串焼きなど充実したラインナップを誇ります。ただし、16時を過ぎると主要な屋台列は長蛇の列となり、購入までに30分以上待たされることも珍しくありません。屋台グルメを満喫したい場合は、14時〜15時台の早い時間帯に買い出しを済ませておくのが現場での鉄則です。