3月はギフトだけでなく、自宅の庭やベランダを彩る3月ガーデニング植え付けのベストシーズンでもあります。地中の地温が上がり始めるこの時期は、苗の根が張りやすく、初夏まで長く咲き続ける寄せ植えを作る絶好のチャンスです。園芸店の実売データをもとに、春の寄せ植え人気ランキングの上位品種と失敗しない組み合わせを紹介します。
ランキングの頂点に君臨するのは、幾重にも重なる花弁がゴージャスなラナンキュラスと、可憐な小輪が咲き乱れるビオラ・パンジーのコンビネーションです。主役となる大輪のラナンキュラスを鉢の中心に据え、足元をマルチカラーのビオラで埋めることで、高低差のある立体的な景観が完成します。
続いて第2位は、爽やかな青空を切り取ったようなネモフィラと、純白のアリッサムの組み合わせです。どちらも這うように広がる性質を持ち、鉢の縁から溢れ出すように咲きこぼれる姿は春の爽快感を際立たせます。第3位には、春から秋まで途切れず咲き続けるタフなマーガレットと、斑入りのアイビーなどシルバーリーフを合わせたナチュラルテイストの寄せ植えがランクインしています。
3月の植え付けにおける最大の失敗要因は、春先の「寒の戻り」による急激な冷え込みです。植え付け直後のデリケートな苗が夜間の遅霜(おそじも)に当たると、根が傷んで成長が止まってしまいます。植え付けから2週間程度は、夜間だけ軒下に移動させるか不織布を被せるなど、温度管理に細心の注意を払うことが春じゅう満開を維持するための秘訣です。