大病を克服したベテラン歌手に対して、世間が最も注視するのは「かつての歌唱力を本当に維持できているのか」という点です。しかし、実際のコンサート会場に足を運んだファンや音楽関係者からは、懸念を完全に払拭する驚嘆のレポートが相次いでいます。
1972年に発売され、累計売上100万枚を超える金字塔となった「バス・ストップ」。「バスを待つ間に 気持ちの整理をつける」という印象的な歌い出しからサビへと至るドラマティックな展開において、平浩二の声には70代後半特有の掠れや息切れがほとんど見られません。低音部の包容力ある響きと、高音部でスッと抜けるような甘いファルセットは、むしろ若い頃よりも人生の哀愁が滲み出ており、聴く者の胸を締め付けます。
SNSや大手レビューサイト、掲示板に投稿された実際の来場者の声を見ても、極めて高い満足度が確認できます。
- 「70代半ばを過ぎて、くも膜下出血の手術を受けた人とは思えない声量。生で聴いて鳥肌が立った」(60代女性・コンサート来場者)
- 「『バス・ストップ』を当時のキーのまま堂々と歌い上げる姿に涙が出た。歌声に艶があり、現役バリバリのプロの矜持を感じる」(70代男性)
- 「トークは飾らず謙虚でチャーミング。病気の経験を笑い混じりに語りつつ、歌に入ると一瞬で別世界へ連れて行ってくれる」(50代女性)
多くのベテラン歌手が年齢とともにキーを半音〜1音下げて歌う中、平浩二は可能な限りオリジナルの調性を守り続けています。これは日常的な腹式呼吸トレーニングと、無理な喉声を使わない独自のベルカント唱法に近い発声技術が身体に染み付いているからに他なりません。