26人のポストシーズン登録ロースター発表において、球界関係者が最も注視しているのはブルペン陣の再編と健康状態です。短期決戦におけるドジャースの過去の敗退パターンを検証すると、先発投手の早期降板に伴う救援陣の勤続疲労と、イニングまたぎによる失点が決定打となってきた歴史があります。
2026年のドジャース救援陣は、左右のパワーアームを揃え、空振りを奪えるクローザーを軸に構築されています。しかし、連投が続くポストシーズンでは、レギュラーシーズンで8回・9回を任されていたセットアッパーが打たれる「想定外のほころび」が必ず生じます。ロバーツ監督による継投の判断スピード、すなわち「打者1人で見切る冷徹さ」を持てるかどうかが問われます。
打線においては、ムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手、そして大谷翔平選手による上位打線の破壊力は歴代屈指です。しかし、下位打線(7番〜9番)が出塁して上位に回せるかどうかの「得点圏創出力」こそが、ポストシーズンの勝率を7割台へ引き上げる鍵となります。ロースター枠の当落線上にいる俊足のバックアップ選手や守備職人のベンチワークが、1点差ゲームの勝敗を決定づけます。