アルトリコーダー運指表と指使い完全攻略!ソプラノとの違いや高音のコツ

アルトリコーダー運指表と指使い完全攻略!ソプラノとの違いや高音のコツ

アルトリコーダー運指表と指使い完全攻略!ソプラノとの違いや高音のコツの全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

合奏曲やポップス曲を演奏する上で避けて通れないのが、シャープ(♯)やフラット(♭)といった臨時記号の運指です。アルトリコーダー(バロック式)の半音階は、指を複雑に交差させる「フォークフィンガリング」と、管体下部の「ダブルホール(小孔)」の活用によって正確なピッチを作り出します。

たとえば、頻出する「シ♭(B♭4)」は、左手の親指・人差し指・中指・薬指をふさぎ、右手の人差し指と薬指をふさいで中指を開けます。また、「ファ♯(F♯4)」や「ソ♯(G♯4)」では、右手のダブルホールのうち外側の1つだけをふさぐ繊細な指使いが必要です。指を少し傾けて片方の小穴だけを確実にふさぐ練習を重ねることで、半音階の濁りのないクリアな音程が得られます。

日本国内で広く普及している2大メーカー、ヤマハ(YAMAHA)とアウロス(AULOS)のアルトリコーダー運指表には、基本的な互換性があるものの、最高音域(E6以上)や特殊な替え指において微妙な最適化の違いが見られます。

ヤマハ製のリコーダーはアーチ型・ウィンドウェイを採用したモデルが多く、適度な吹き心地と高音域のコントロール性に定評があります。一方、アウロス製は管壁中空構造など独自技術により、均一な鳴りと豊かな低音の響きを重視した設計が特徴です。各楽器に付属する公式運指表や、メーカー公式サイト・専門楽器店(テレマン楽器等)が公開している運指表を活用し、自宅のプリンター等でA4サイズのPDF印刷をして手元に常備しておくと、譜面台に置いてスムーズに確認しながら練習を進められます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。