認知症高齢者の日常生活自立度とは?ランク判定基準と介護度との違いを徹底解説

認知症高齢者の日常生活自立度とは?ランク判定基準と介護度との違いを徹底解説

認知症高齢者の日常生活自立度とは?ランク判定基準と介護度との違いを徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

Q1:調査の時に普段よりしっかり受け答えしてしまい、実態より軽いランクになりそうです。どう対策すればいいですか?
A1:認定調査員が訪問する前に、直近1〜2週間の具体的なトラブル事例(火の消し忘れ、夜間徘徊、買い物の重複など)をまとめた「生活状況メモ」を作成しておき、調査開始時に調査員へ手渡してください。また、本人の前では話しにくい内容を伝えるため、面談の冒頭または終了後に「別室で話したい」旨を必ず事前に伝えておくことが有効です。

Q2:「ランクM」と判定された場合、介護施設には入れなくなりますか?
A2:ランクMは著しい精神症状や自傷他害の恐れがある状態を指すため、一般的な介護老人福祉施設(特養)や有料老人ホームでは受け入れを一時的に断られるケースが多くなります。ただし、精神科病院や認知症治療病棟で数週間から数ヶ月の薬物調整や入院加療を受け、症状が落ち着いてランクⅢ等に改善すれば、再び介護施設への入所が可能になります。

Q3:認定結果の自立度ランクに納得がいかない場合、不服申し立てや変更申請はできますか?
A3:都道府県の「介護保険審査会」に対して審査請求(不服申し立て)を行うことが法的に可能です。しかし、審査請求は結果が出るまでに数ヶ月を要するため、実務上は市区町村の窓口で「区分変更申請(要介護認定の変更申請)」を直ちに行い、新たな主治医意見書や詳細な状況メモを添えて再調査を受ける手続きを選択するのが最も迅速かつ一般的です。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。