Q1:フロントバンパーとフロントフェンダーの境目はどこですか?
A1:フロントタイヤハウスの前側を基準に、車体前方正面を覆っている樹脂製の横長部材が「フロントバンパー」です。一方、前輪のタイヤハウスの上からドアの手前までの側面を覆っている金属(または樹脂)パネルが「フロントフェンダー」です。両者はボルトやクリップで噛み合わされており、バンパーを擦っただけならフェンダーの板金塗装は不要となるのが一般的です。
Q2:中古車情報で「修復歴なし」と書いてあれば、事故でパーツを交換していない車ということですか?
A2:必ずしもそうとは限りません。ドアパネルやフロントフェンダー、トランクフードなどを新品に丸ごと交換していても、ボディの骨格部材(ピラーやフレームなど)に損傷や修正が及んでいなければ、業界の定義上「修復歴なし」として販売されます。外板の交換歴や過去の板金補修の有無まで詳細に知りたい場合は、車両状態評価書を取り寄せるか、ボルトの脱着痕や塗装の質感を直接確認する必要があります。
Q3:サイドシルを縁石で擦って大きく凹んでしまった場合、修理費用はどれくらいかかりますか?
A3:擦り傷程度の軽微な板金塗装であれば3万〜6万円前後で収まるケースがあります。しかし、ジャッキアップポイントが潰れていたり、サイドシルの外板を引き出す専用のスタッド溶接プーラー作業が必要な深い凹みの場合は、下地防錆処理を含めて10万〜15万円以上の費用がかかります。さらに内側のインナー骨格まで変形が達している場合は、車体全体の歪み修正を要するため20万〜30万円を超える大規模修理となるケースもあります。