1999年3月にフジテレビを退社しフリーへと転身した中村江里子ですが、その翌年に人生の大きな転機が訪れます。フランス屈指の高級化粧品ブランド「エヴィドンス ドゥ ボーテ(EviDenS de Beauté)」の創業者であり実業家のシャルル・エドゥアール・バルト氏との電撃的な結婚でした。
ふたりの出会いは極めてドラマチックでした。1990年代後半、東京で開催された国際的なレセプションパーティーで初めて顔を合わせた後、偶然にもパリの老舗ホテルで再会。シャルル氏が一目惚れし、猛烈なアプローチを続けたと自著やインタビューで明かされています。2000年9月に結婚式を挙げ、彼女は拠点を完全にパリへと移しました。
現在、夫妻は3人の子供(長女・長男・次女)に恵まれ、パリ中心部にある歴史的建造物を改装した天井高4メートル超・広さ数百平米に及ぶ豪華なアパートメントで暮らしています。さらに南フランスには広大なヴァカンス用の別荘を所有しており、その優雅な暮らしぶりは度々メディアで特集されています。
しかし、彼女のパリ生活は単なる贅沢三昧ではありません。日々のマルシェ(市場)での食材買い出し、子供たちの学校の送り迎え、家族全員分の食事作りなど、家事の多くを自らこなす地に足のついた一面を持っています。この「洗練されたセレブ感」と「家庭を大切にする実直さ」のバランスこそが、日本の同世代女性から長く憧れ続けられる理由です。