薬物捜査のプロフェッショナルであるマトリ マーク 芸能人に対する捜査手法は、極めて緻密かつ長期にわたります。マトリや警察が著名人をターゲットにする際、最も警戒するのは「空振り(証拠不十分による不立件)」です。著名人の場合、誤認逮捕や証拠不十分での釈放が社会に与える影響が甚大であるため、一般的な事案よりもはるかに強固な証拠固めが求められます。
捜査の第一歩は、対象者の行動パターンの徹底的な記録です。自宅マンションからの出入り、深夜の不可解な立ち寄り先、頻繁に接触する人物の身元照会などが数か月にわたって行われます。また、対象者が排出したゴミから微量の薬物成分を検出する「ゴミ鑑識」や、海外渡航歴の確認なども重要な証拠となります。
家宅捜索に入るタイミングは、確実に違法薬物を所持していると判断される「ブツ(現物)の納品直後」や「早朝の在宅時」に設定されます。現場では即座に簡易尿検査 陽性反応 経緯が確認され、その後、科捜研や鑑定機関による精密検査(ガスクロマトグラフィー質量分析法など)によって確定的な証拠が作成されます。尿検査での陽性反応だけでなく、部屋から吸引具やパケ(小袋)が発見されるかどうかが、所持罪と使用罪の双方で立件するための決定打となります。