「駄目だまだ笑うな」がアニメ史に残る名場面として語り継がれる決定打となったのは、夜神月役を演じた声優・宮野真守の圧倒的な演技力です。
モノローグにおける震えるような息遣い、喉の奥からせり上がってくる笑いを必死に押し殺す生々しい音声表現、そして破滅が決定的となった後の「ふ…ふははは…そうだ、僕がキラだ」から続く狂気の高笑いは、スタジオの共演者やスタッフを圧倒したと伝えられています。
整った美青年が理性を失い、泥臭くあがきながら転落していく人間の脆さを声一本で表現しきったこの最終話の演技は、現在でも各種アニメアワードやファン投票の名演特集で必ず上位に挙げられる金字塔です。