地域で活動する選手や指導者が直面する最大の関門が、山口県卓球協会の選手登録にまつわる諸手続きです。日本卓球協会(JTTA)の登録管理システムが刷新されて以降、オンラインでの一括管理が進んだ反面、現場では特有のミスが後を絶ちません。
地域の卓球クラブ幹部は次のように内情を明かします。
「春先の登録更新時、選手本人が個人マイページで手続きしたつもりになっていても、チーム代表者が承認して県協会への納入手続きを完了させないと有効にならないケースが頻発しています。これに気付かず大会申込締め切りを迎え、要項の『登録完了者に限る』という条件を満たせずにエントリーを断念した選手を何人も見てきました」
特に注意すべき盲点は以下の3点です。
- 所属支部の選択と二重登録の禁止:下関、宇部、山口、防府、周南、岩国など県内各支部への所属割り振りと、社会人チーム・学生連盟との重複登録に関する厳格なチェック。
- ゼッケンの印字規定:JTTA指定の年度ゼッケンに、登録通りの氏名および所属団体名を正しく印字・縫い付けていない場合、公式戦での審判員からの注意や出場不可リスクが生じる点。
- 審判講習会への参加義務:主要大会では各チームから帯同審判員(公認審判員資格保持者)の選出が求められる場合があり、山口県卓球協会の審判講習会を未受講のまま放置していると、団体戦の出場枠に制約を受けるリスクがあります。
ルールブックの改定(サーブのトス規定、ラケットのラバー厚や接着剤検査、タイムアウトの運用ルールなど)に対応するためにも、審判講習会は単なる資格更新の場ではなく、最新の国際基準を学ぶ実務研修として捉える必要があります。