ランクマッチや公式大会の現場において、あくタイプ使いが常に直面するのが「かくとう」「むし」「フェアリー」という3大弱点への対処です。コミュニティの対戦ログや上位プレイヤーの証言を分析すると、それぞれに対する脅威の質が大きく異なることが浮き彫りになります。
まず最大の脅威となるのが、フェアリータイプとあくタイプの関係です。第6世代(X・Y)で登場したフェアリーは、あくタイプの攻撃を半減しつつ、一致フェアリー技で弱点を突いてくる天敵中の天敵。2026年現在のSV環境でも、ハバタクカミやエルフーン、アシレーヌといった高速・高火力のフェアリー特殊アタッカーが常に環境上位に居座っており、安易な居座りは即座に出落ちにつながります。
次点として警戒すべきは、あくタイプのかくとう技対策です。ウーラオス(れんげき・いちげき)やコライドン、鉄壁ボディプレス型アーマーガアなど、現環境の物理アタッカーの多くがサブウェポンとして「インファイト」や「ドレインパンチ」「せいなるつるぎ」を標準搭載しています。これに対しては、テラスタルによるタイプ変更(どく・フェアリー・ひこう等)で受けるか、交代読みの「ふいうち」やゴースト枠への引き先を用意するプレイングが必須です。
一方、「むしタイプ」に関しては一致アタッカーの絶対数が少ないものの、「とんぼがえり」という対面操作技の存在を忘れてはなりません。交代しながら弱点を突かれ、タスキを削られつつ有利対面を作られる動きは、あくタイプにとって致命的なテンポロスとなります。