現在でこそ押しも押されもせぬトップスターとなった山田涼介ですが、その原点には数多くの「悔し涙」が存在します。
ジャニーズJr.に入所した当初、彼は決してエリート街道を歩んでいたわけではありませんでした。同期や後輩が前列でスポットライトを浴びる中、自身はバックダンサーの後列で踊り続ける日々が続き、振付師から厳しい叱責を受けて悔しさに唇を噛み締め、一人で涙を流したエピソードは本人の手記や過去のインタビューでも明かされています。「絶対に誰よりも努力して這い上がってやる」という強い執念が、深夜までの自主練習を支え、センターの座を実力で奪い取る原動力となりました。
一方、個人YouTubeチャンネル『LEOの遊び場』などで見せる姿は、そうした緊張感から解放された極めて自然体なものです。ゲーム配信仲間と本気で笑い転げて目を潤ませたり、ファンからの温かいコメントに素朴な感謝を滲ませたりする姿は、かつて悔し涙を流しながら頂点へと駆け上がった少年の、飾らない素顔そのものです。この泥臭い下積みと現在のフラットな立ち振る舞いが、山田涼介という人間の奥行きを形作っています。