警察による取り調べが始まると、被害者を名乗る男性の主張に数多くの不審点や矛盾が次々と浮き彫りになっていきます。調査が進むにつれて明らかになったのは、杉浦氏を陥れるために仕組まれた虚偽の告発という驚くべき真相でした。
事の真実は、被害者を名乗った人物が杉浦氏の知人関係から金銭を盗んだトラブルに端を発していました。杉浦氏は話し合いの場に居合わせたに過ぎず、暴力行為や金銭の強要といった事実はいっさい存在しなかったのです。さらに、提出されていた診断書の内容や事件発生日時における杉浦氏のアリバイも証明され、相手側の狂言であることが決定付けられました。
大阪府警のずさんな裏付け捜査による完全な誤認逮捕であったことが明白となり、逮捕からわずか19日後の2002年7月2日、大阪地検は杉浦氏を処分保留で釈放。その後、正式に不起訴処分(嫌疑なし)が下され、杉浦氏の潔白が法的に完全に証明されました。