一方で、検索エンジンやSNSのダイレクトメッセージ経由で誘導される非公式な海賊版アプリや違法アップロードサイトには、看過できない重大な危険が潜んでいます。サイバーセキュリティ機関の調査報告によると、無許可で映画を全編配信している違法プラットフォームの約84%に悪質なスクリプトや不審な広告ネットワークが組み込まれていることが判明しています。
文化庁による改正著作権法の施行以降、違法にアップロードされたと知りながら有償著作物(映画やアニメなど)を反復・継続してダウンロードする行為は刑事罰(2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方)の対象となっています。さらに、アプリ内に潜むマイニングスクリプトによるスマートフォンのバッテリー劣化、フィッシング詐欺サイトへの強制リダイレクト、クレジットカード情報の不正取得といった実害被害の相談が公的窓口に相次いでいます。
安全なアプリを見分ける絶対的な基準は、一般社団法人日本電子書籍出版社協会や映像権利者団体が発行する「ABJマーク」や、App Store・Google Playにおいて配信元が大手メディア・正規通信事業者であるかどうかの確認です。怪しい海外デベロッパーによる「映画見放題無料アプリ」は絶対に端末へインストールしてはいけません。