「Love Yourself 海外ファンの反応と評判」を調査すると、リリース当初からその「痛烈な皮肉」がネットミームとして爆発的な拡散を記録した様子が確認できます。
海外のソーシャルメディアでは、「元恋人から長文の未練メールが届いた時、この曲のリンクだけを返信する」「自己愛が強すぎる相手を撃退する最強のテーマソング」として、TikTokやX(旧Twitter)上で大流行しました。スラング文化の文脈を共有している欧米のリスナーにとって、この曲は「最もエレガントに相手を罵倒する手段」として支持されたのです。
一方、日本国内における受容のされ方は非常に対照的でした。アコースティックギターの穏やかなアルペジオとウィスパー混じりのボーカルの美しさが先行し、音楽の文脈を知らない層の間では「爽やかなラブソング」や「自己愛を肯定する癒やしの曲」として誤認されるケースが多発しました。
大手知恵袋やウェディング掲示板を検証すると、「結婚式の披露宴BGMに『Love Yourself』を選びそうになり、プランナーに歌詞の意味を説明されて慌てて変更した」「おしゃれなカフェでかかっているが、歌詞の内容は『失せろ』だから笑ってしまう」といった体験談が数多く投稿されています。言葉のバリアによって生じるこのギャップこそ、洋楽が日本で消費される際に生じる面白さであり、同時に注意すべき落とし穴でもあります。