大江戸線の混雑率は今?朝ラッシュのワースト区間と狭い理由を徹底検証の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
都営交通が運営する地下鉄4路線(浅草線、三田線、新宿線、大江戸線)の中で、大江戸線の混雑はどのような位置付けにあるのでしょうか。客観的な公式統計をもとに比較したのが下表です。
路線名詳細・数値データ(最混雑区間)一般的な基準・相場編集部の見解・評価都営大江戸線約142%(中井 → 東中野)広義の圧迫感あり(肩が触れ合う)ミニ地下鉄特有の断面積の狭さにより、数値以上の閉塞感と乗降遅延が発生しやすい。都営三田線約135%(西巣鴨 → 巣鴨)新聞や本を無理なく読める全列車8両編成化の完了により輸送力が大幅向上。混雑緩和の恩恵が最も大きい。都営新宿線約138%(西大島 → 住吉)新聞を楽に広げられる10両編成化が完了しているが、江東区・江戸川区からの都心直通需要が高水準で推移。都営浅草線約118%(本所吾妻橋 → 浅草橋)座席前の空間にゆとりあり成田・羽田空港アクセス需要は高いが、朝の通勤混雑率は都営4路線の中で最も穏やか。
上記都営地下鉄混雑率ランキングが示す通り、大江戸線は三田線の8両化によって都営地下鉄の中で実質ワーストトップの混雑率を争う路線となっています。三田線や新宿線が編成両数を増やして混雑を吸収したのに対し、大江戸線はホームドアや駅構造の関係上、現行の8両編成から10両編成へ増結することが極めて困難であるというインフラ上の制約を抱えています。