プロドラマーが放つ極上のビートとアマチュアの演奏を聴き比べたとき、最も際立つのがスネア ゴーストノート 音量コントロールのダイナミックレンジ(強弱の幅)です。プロはアクセント音とゴーストノートの間で、音圧比にして20dB以上(聴感上で約4倍から8倍の差)を軽々とコントロールしています。
この圧倒的な音量差を生み出す基礎技術が、伝統的な4大ストロークのうち「フルストローク」「ダウンストローク」「タップストローク」「アップストローク」の完全な使い分けです。とりわけ、アクセントを叩いて低い位置でスティックを止めるダウンストロークと、極小の高さから叩いて極小の位置に戻すタップストローク 基礎練習の精度が成否を分けます。
さらに、16分音符の連続したアプローチでは、手首と前腕の連動運動であるアップダウン奏法 スネアの適用が不可欠です。腕の振り下ろし(ダウン)でアクセントを、引き上げ(アップ)の初動でゴーストノートを拾う連動性を身につけることで、余分な力を一切使わずに滑らかな強弱の波を作り出せます。