東大入試の総合得点は、共通テスト(110点満点に圧縮)+二次試験(440点満点)=合計550点満点で争われます。2026年度の試験全体を総括すると、文系・理系ともに極端な易化や極端な崩壊は見られないものの、教科ごとの難易度ギャップが科類ごとの点差として色濃く反映される結果となりました。
各大手予備校の速報データと入試動向分析から算出した、2026年度における東大文科類合格最低点予想および東大理科類合格最低点予想のレンジは以下の通りです。
【2026年度 東大合格最低点予想一覧(550点満点)】
・文科一類(法学部):345点〜352点(前年比:微減〜横ばい)
・文科二類(経済学部):340点〜347点(前年比:横ばい)
・文科三類(文学部・教養学部):335点〜342点(前年比:微減)
・理科一類(工学部・理学部):328点〜335点(前年比:微増〜横ばい)
・理科二類(農学部・薬学部等):322点〜329点(前年比:横ばい)
・理科三類(医学部医学科):395点〜403点(前年比:高止まり)
文科類においては、国語の記述量と世界史・日本史の論述負担が受験生の得点ペースをやや鈍らせた一方、英語の標準的な難易度が下支えしています。対して理科類では、数学の標準問題での取りこぼしが許されない構成となったことで、上位層と中位層の二極化が顕著です。