2024年の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」誕生から2年が経過した2026年。歩行者デッキの網の目が完成したことで、渋谷駅JR南改札や新南改札からのアクセスは驚くほどスムーズになった。雨に濡れずに桜丘の入口までたどり着ける利便性は、かつての「行きづらい場所」というイメージを完全に払拭している。
だが、本当の面白さはその先にある。最新のハイテクビルを抜けた瞬間に広がるのは、起伏に富んだ地勢を活かした趣のある坂道だ。整地された商業施設のスタイリッシュさと、昔ながらの雑居ビルが混在する風景。この独特な高低差が生み出すダイナミズムこそが、他のエリアにはない唯一無二のロケーションを作り出している。