塩麹と醤油麹の最大の違いは、舌に乗せた瞬間に広がる旨味の分厚さにあります。麹菌が持つ酵素(プロテアーゼ)が、大豆のたんぱく質を分解して生み出すグルタミン酸は旨味成分の代表格です。醤油そのものに含まれるアミノ酸と、米麹が醸し出す甘み・旨味が幾重にも重なり合うことで、塩麹の十数倍ものグルタミン酸量に達するとされています。
旨味の強化だけにとどまらず、身体の内側を整えるアプローチとしても優秀です。発酵の過程で生成されるオリゴ糖は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌の格好のエサになります。酵素の働きによって消化吸収がスムーズになり、胃腸への負担を減らしながら栄養を行き渡らせる点も見逃せません。いつもの醤油を醤油麹に置き換えるだけで、無理なく自然な醤油麹の腸活健康効果を日々の食事に取り入れられます。