世代交代が進むアズーリにおいて、最新の招集メンバーには新しい風が確実に吹き込んでいます。欧州屈指の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマがキャプテンとして最後尾に君臨するなか、センターラインには頼もしい新世代が定着しました。
守備陣では、リッカルド・カラフィオーリの急成長が目覚ましい好例です。ボローニャでの大ブレイクを経てプレミアリーグのアーセナルへとステップアップしたレフティは、高い対人守備力に加え、中盤深くまでボールを持ち運ぶ卓越したビルドアップ能力で現代型ディフェンダーの象徴となっています。
中盤では、処分期間を乗り越えて代表復帰を果たしたサンドロ・トナーリが圧倒的な存在感を放ち、ニコロ・バレッラとともに世界屈指のインサイドハーフ陣を形成。さらに、前線ではマテオ・レテギが鋭い得点感覚を発揮し、かつて深刻だった決定力不足に明確な解答をもたらしつつあります。ここにトリノのサムエレ・リッチや、各世代別代表で傑出した才能を見せてきた若きアタッカー陣が加わり、選手層の厚みは確実に増しています。