熊本県上益城郡山都町に位置する五老ヶ滝は、阿蘇の外輪山系から流れる清流が一気に切り立った断崖を滑り落ちる、県内屈指の名滝です。その落差は約50メートルに及び、直瀑に近い角度で滝壺へと叩きつけられる水量は圧巻のひと言。晴天の日には、舞い上がる細かい水飛沫が光を浴び、鮮やかな虹をかける瞬間にも巡り合えます。
古くから地域住民や文人墨客に愛されてきたこの滝は、熊本の観光名所巡りにおいて外せないスポットとして知られています。周囲を覆う常緑樹の濃い緑と、黒々とした岩肌、そして純白の水煙が織りなすコントラストは、カメラ愛好家のみならず、日常を離れて自然の涼気に身を委ねたい旅行者の心を強く捉えて離しません。