売り切れ状態が発生する最も大きな要因、それは定期的に行われる大規模な商品リニューアルだ。メーカーがスープの出汁のコクを深めたり、麺の食感をさらに改良したりするタイミングでは、旧仕様品の生産がストップし、新仕様品が全国の店舗に配送されるまでに数日〜数週間の空白期間が生じる。
特に即席麺製造業のパイオニアとして知られる日清食品株式会社は、妥協のない味付けの更新を頻繁に行う。旧パッケージの在庫が尽きてから新しい商品が棚に並ぶまでのこの「過渡期」に遭遇すると、店頭の棚がぽっかりと空き、買えない状態が発生してしまうのだ。