言葉の本来の成り立ちに立ち返ると、「治安」とは国家や社会の秩序・安寧が保たれている状態を指します。したがって、辞書的な意味における治安が悪い状態とは、社会の秩序が乱れ、窃盗、暴行、詐欺といった犯罪が多発し、一般市民の生命や財産が脅かされる環境を意味します。
行政や警察庁の統計において、治安の良し悪しの基準を測る最大の指標となるのが犯罪発生率と治安データの推移です。具体的には、人口1,000人あたりの「刑法犯認知件数」や、凶悪犯(殺人・強盗など)・粗暴犯(傷害・暴行など)の発生頻度がベースとなります。
また、国際的な文脈における治安が悪い英語表現としては、単に危険であることを示す「unsafe area」や「dangerous」、荒廃した雰囲気を表す「bad neighborhood」、怪しげな空気感を指す「sketchy」や「shady」などが状況に応じて使い分けられています。