麻倉さんの闘病生活において最も世間を驚かせたのは、その驚異的な回復力とステージへの執念でした。胸の筋肉や皮膚にメスを入れる大手術を経て、わずか術後約3週間後の7月14日には横浜市内のライブハウスで開催されたイベントに出演。名曲『HERO』を原キーで見事に歌い上げました。
当時の報道陣の取材に対し、麻倉さんは「歌うときに胸周りの筋肉が突っ張る感覚はあったが、声が出ることの喜びの方が遥かに大きかった」と語っています。SNSやファンのコミュニティでは「まさにリアル『HERO』」「同じ病室で治療を受ける身として涙が止まらなかった」という声が殺到し、単なる芸能人の病気復帰を超えた社会現象となりました。