インターネット上では時折「水前寺清子は病気で入院しているのではないか」「車椅子生活を送っているのか」といった心配の声が検索されることがあります。しかし、結論から言えば現在重篤な病気を患っている事実はなく、元気に活動を継続しています。
こうした病気の噂の背景には、過去に経験した2度の大きな肉体的試練がありました。
1度目は2014年、68歳の時に見舞われた「腰部脊柱管狭窄症」です。歩行困難になるほどの激痛に襲われ、約8時間に及ぶ大手術を受けました。手術当時は「もう二度とステージで走ったり踊ったりできないかもしれない」という恐怖があったと当時の手記で語られていますが、過酷なリハビリを愚直に継続し、わずか数か月で見事なステージ復帰を果たしました。
2度目は2019年、自宅での転倒による右膝の骨折です。高齢期における下半身の骨折は寝たきりのリスクを伴うケースも少なくありませんが、彼女は専属トレーナーの指導のもとで筋力回復トレーニングを徹底。現在も毎日のスクワットや発声練習、栄養バランスの取れた自炊を欠かさず、「自分の足で歩き、自分の声で歌い届ける」という鉄の意志で健康を維持しています。