ブライダル市場においてモアサナイトを選ぶカップルは年々増加していますが、購入後に「思っていたのと違った」と後悔するケースもゼロではありません。リアルなコミュニティや相談事例を分析すると、後悔の背景にはいくつかの明確な共通点が存在します。
1. 虹色の輝き(ディスパージョン)が強すぎて「派手すぎる」と感じる
モアサナイトの光分散度はダイヤモンドの約2.5倍あります。太陽光や強いダウンライトの下では、まばゆいばかりの虹色の光彩を放ちます。この鮮烈なキラキラ感を「美しい」と絶賛する人がいる一方で、「上品な白光の陰影を好む人」からは「ディスコボールのようにギラつきすぎておもちゃっぽく見える」と受け取られることがあります。
2. 周囲からの「天然ダイヤ?」という問いに対する心理的ストレス
大粒のモアサナイトを身につけていると、友人や親族から「大きなダイヤだね!」と声をかけられる場面が少なくありません。その際に「実はモアサナイトという人工石で…」と説明することに気後れを感じたり、「ダイヤの偽物をつけていると見栄を張っているように思われないか」と自意識の葛藤を抱えたりする人がいます。
3. 資産価値・リセールバリューの不在
天然ダイヤモンドは中古市場での買取相場が存在しますが、モアサナイトは工業的に再現可能な人工宝石であるため、売却時のリセールバリューはほぼゼロ(地金部分の価値のみ)となります。「いざというときの換金資産」としての価値を求める人には適していません。