大相撲の観客数はなぜ激増?満員御礼の裏側とチケット争奪戦の真相

大相撲の観客数はなぜ激増?満員御礼の裏側とチケット争奪戦の真相

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Q1:大相撲の「満員御礼」が出ているのに、テレビ中継で空席が見えるのはなぜですか?
A1:主に3つの理由があります。第一に「満員御礼」は定員の約80〜90%以上が埋まった段階で掲出される業界基準であり、全席完売の「札止め」とは異なること。第二に、維持員や企業の招待席で仕事終わりの夕方から来場する人がいること。第三に、マス席の観客が売店や館内展示を回遊しており一時的に席を外しているためです。

Q2:両国国技館のチケット倍率はどのくらいですか?一番取りやすい席種は?
A2:初日・中日・千秋楽や溜席・マス席前列などの人気日程・席種では抽選倍率が10倍を超えることも珍しくありません。比較的入手しやすいのは、平日(中盤の月〜木曜日)の「2階イス席(B席・C席)」です。ファンクラブ先行や公式先行で落選した場合でも、公式リセール(定価再販)をこまめに確認することで直前に確保できるケースがあります。

Q3:溜席(砂かぶり席)で観戦する際、特に注意すべき禁止事項は何ですか?
A3:溜席では安全確保と神事性維持のため、「飲食禁止(水分補給含む)」「写真・動画撮影の禁止」「携帯電話の使用禁止」が厳格に定められています。また、力士の転落による怪我の危険があるため、中学生未満の子供は着席できません。ルールに違反した場合は係員から退場を命じられることもあります。

Q4:外国人の観客はどれくらい増えていますか?言葉の壁などの対応はどうなっていますか?
A4:現在、両国国技館の本場所では観客の約25〜30%を訪日外国人が占める日もあります。日本相撲協会では英語対応のチケット販売サイトを公式に整備しているほか、館内での英語ラジオ解説(NHK中継と連動)や多言語案内パンフレットの配布、英語表記サインの拡充など、受け入れ環境の整備を進めています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。