模試の結果が返却された際、偏差値の上下だけに心を奪われてはならない。偏差値とはあくまで全体の受験者集団における相対的な位置を示す数字に過ぎず、問題の難易度や平均点によって変動する。
真の志望校判定を行うためには、「志望校の過去問傾向」と「模試での弱点領域」を突き合わせる作業が不可欠だ。例えば、志望校が長文読解を重視する傾向にある場合、模試の国語や英語で長文記述の得点率がどうだったかを重点的に確認する必要がある。
得点源となる得意分野をさらに伸ばすのか、失点原因となっている苦手単元を底上げするのか。数値を多角的に分析することで、今取り組むべき優先順位が鮮明に浮かび上がってくる。