食のトレンドセッターたちもこの動きを見逃さない。ミシュラン一つ星レストランのオーナーシェフである鳥羽周作氏が提案するような、大胆かつ論理的な組み合わせの発想は、TikTokやYouTubeを通じて瞬く間に拡散された。
代表格が「ポテトガレット」への変身だ。冷めたポテトを包丁の背で粗く潰し、たっぷりのピザ用チーズと黒胡椒、少量の片栗粉を混ぜてフライパンに薄く広げる。両面を押し付けながらカリカリに焼き上げれば、外はクリスピー、中はもっちりとした極上のビストロ風ガレットが完成する。
さらに、刻んだポテトを熱々のフライパンでベーコンと共に炒め、生クリームと卵黄、粉チーズを絡める「カルボナーラ・ハッシュ」も話題だ。濃厚なソースがポテトの塩気と絡み合い、ワインのアテにも最適な一皿に化ける。