くら寿司の持ち帰りを巡っては、利用規約や仕様の細部についてネット上で誤解が定着している側面があります。トラブルを未然に防ぐため、押さえておくべき3つの盲点を整理します。
第一に、くら寿司テイクアウト容器代に関する誤解です。他業態の一部飲食チェーンではテイクアウト時に容器1個あたり数十円の別途チャージが発生する事例が増えていますが、くら寿司では原則として専用の寿司桶型容器や四角パックの代金は商品価格に含まれており、追加の容器代は請求されません。ただし、持ち帰り用のレジ袋については環境配慮の観点からバイオマス素材袋であっても有料化(1枚数円)されている店舗が多いため、マイバッグ持参か袋代数十円の支払いを念頭に置く必要があります。
第二に、「持ち帰りだとカプセルトイのビッくらポンが楽しめない」という思い込みです。確かに、単品注文を積み重ねて持ち帰った場合は皿回収ポケットに投入できないため抽選を受けられません。しかし、メニュー内にある「スマホでお持ち帰り限定 ビッくらポン!付きセット」(人気にぎりセット、人気軍艦セットなど)を注文すれば、くら寿司持ち帰りビッくらポンのオリジナルカプセルが1商品につき1個、袋に同梱されて確実に手に入ります。人気アニメやキャラクターとのコラボ期間中、店内で満腹になりながら当選を祈るよりも、確実に入手できる裏ワザとして熱心なコレクター層に重宝されています。
第三の盲点が、突発的な用事や残業が生じた際のくら寿司受取時間変更キャンセルの取扱いです。アプリの操作画面は直感的で注文しやすい反面、「一度注文を確定させた後は、アプリ上から受取時間を後ろにずらしたり、注文自体をキャンセルしたりするボタンが存在しない」という設計になっています。生鮮食品である寿司は指定受取時間の直前に合わせてシャリを打ちネタを乗せるため、受取時間を変更したい場合や注文を取り消す場合は、注文履歴に記載された受取店舗へ直接電話連絡を入れて店舗スタッフに手動変更を依頼しなければなりません。指定時間を大幅に過ぎて放置すると、衛生基準に基づき商品が破棄され、代金のみが請求されるリスクがあるため細心の注意が求められます。