岐阜競輪場の最大の特徴は、一般的な400メートルバンクの常識を覆すみなし直線の長さ(59.3m)と、コーナーに施された最大傾斜角度32°15′7″のきついカントにあります。
通常の400mバンク(平均みなし直線:約50m〜54m程度)と比較して直線が5m以上長く設計されているため、最終バックストレッチを先頭で通過した先行選手がゴール前で失速するケースが目立ちます。急傾斜のカントを利用してイエローライン付近から下ってくる番手選手や単騎の追い込み選手にとって、絶好の加速ポイントが生まれる構造です。
直近の集計データを検証すると、1着における「差し」の出現率は50%台半ばをコンスタントに記録。2着の決まり手でも「差し・マーク」が全体の6割以上を占めており、先行一車で圧倒的な本命がいない限り、番手・追い込み勢を軸に据えるのがセオリーとなっています。