「試してみたいが、どこで手に入るのか分からない」という声も少なくない。実は、最も手軽に大活字本に触れられる場所が公立図書館だ。
日本図書館協会の呼びかけにより、全国の自治体図書館で大活字本コーナーの拡充が急ピッチで進んでいる。一般的な図書館だけでなく、地域の点字図書館でも視覚に制限を持つ人への貸出サービスが行われている。さらに、国立国会図書館ではアクセシブルな録音図書や大活字資料のデジタルアーカイブ化と共有ネットワークの構築を進めており、全国どこからでも目的の一冊を探し出せる環境が整いつつある。最寄りの図書館の検索窓で「大活字本」と入力してみるだけで、思いがけない名著に出会えるはずだ。