稀代の起業家スティーブ・ジョブズは、かつて「一流の人材(Aプレイヤー)は、自らの領域を脅かさない一流の人材しか雇わない。二流(Bプレイヤー)は三流(Cプレイヤー)を雇い始め、組織を腐敗させる」と語った。一流を見抜く目利きは、組織の質を担保する絶対条件なのだ。
この理念をさらに推し進めたのが、独自のカルチャーで知られるNetflixだ。彼らは最高水準の「人材密度」を維持するため、単なるパフォーマンスの高さだけでなく、周囲に与える悪影響(いわゆる「輝かしい嫌な奴」)を早期に察知し排斥するアプローチをとる。現代ではLinkedInなどのプロフェッショナルネットワークを通じていくらでも履歴を飾れるからこそ、うわべの経歴を超えた本質的な人間性の見極めが試されている。