もともとスウェーデンの開発者マルクス・ペルソンが立ち上げ、Mojang Studiosによって世界へと広げられたこのゲームは、枠にとらわれないサンドボックスゲームの金字塔だ。現在では日本マイクロソフトの積極的な教育分野へのアプローチもあり、小学校のプログラミング教材や学習ツールとしても浸透している。とりわけNintendo Switch版の手軽さは、日本中の子どもたちに空間認識の楽しさを植え付けた。
このデジタル空間での体験がリアルの立体物へと移行する際、圧倒的なシナジーが生まれる。急成長を続ける日本の知育玩具市場において、画面内の視覚的配置を三次元の空間構造へと手作業で翻訳するブロック遊びは、空間把握能力や論理的思考を鍛える格好の素材だ。単なる「遊び」を超え、「学び」の領域へとなめらかに接続する点が、親世代からの絶大な支持を集める最大の理由である。